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Googleストリートビュー [Google考察]

 Googleストリートビューは、Google Mapの地図検索に追加された機能ですね。

 これまでの平面的な地図を検索・表示してから、ストリートビューウインドウに切り替えると、実際の街並みが360度の写真で展開すると。

 街並みの写真をつかんで、360度、ぐるぐる回しまくっても、いっさいのもたつき・ストレスなく、完璧なまでのスムーズさで動作することに感動。
 というか、なんでこんなことが可能になるのか...そらおそろしくなります...。

 個人情報やセキュリティ的な面を問題視する意見もありますけど、ずっと場所を示す「地図」(絵)はあったわけだし、「絵」はO.Kで「写真」はダメっていうのもどうなのでしょう。
 たしかに、絵に比べれば、写真の方が驚くほどリアルだけど。

 カーナビが登場した時も「犯罪に悪用されるのでは?!」っていう反対意見があったけど、結局、便利さに押されて立ち消えになったし。
 いずれにしろ、Googleストリートビューを禁止しても、しなくても、場所を調べることはできるわけで。

 それ言い出しちゃうと、そもそも「私の自宅を地図に載せないでください。」みたいな話になっちゃうし、じゃあ、郵便屋さんや宅急便やさんには自宅を知られてもいいの?みたいな。
 電話帳に、電話番号も載せるなとか、あまりに過敏になると「国家による情報統制社会」みたいな雰囲気もしてきて...。
 結局、どのような技術やサービスであっても、善用するか悪用するかは、「人」次第なのではないでしょうか。

 「顔が写っている場合」は、今どきの「顔認識技術」で自動的に顔を識別し、モザイク・ぼかしを入れるそうだし、個別申告にも随時対応するそうだし。
 自分としては、予想していた以上に便利な「サービス」なんで、とっても助かってます。

■Googleストリートビューの便利さ

 今までなら、例えば初めて友だちの家に行くとき、「近くにコンビニがある」とか「3つ目の信号を曲がって左に美容院があるんで」みたいな説明を聞いて、なんとかたどり着いてたわけたけど、これを使えば迷ったり、戸惑うこともなし。

 目印になるものがない場所でも、双方で「Googleストリートビュー」しながら電話すれば、間違いなく確認できるし。
 そうなると、事前に地図をMailするとかFAXするの必要もなく、便利でらくちん。

 今はまだ、大都市圏だけだけど、数年後~10年後?! には、ほとんどの地域をカバーするだろうから、そしたら、世の中から「略図」というものがなくなっちゃうのかも。

 何年か後の未来の会話としては「そういえば昔“略図”ってのあったよね。」「そうそう、どこのお店も会社も作ってたのにね。懐かしいね。」みたいな。

 これを実現するのに、360度撮影カメラを搭載したGoogle手配車両が、ただひたすら道路を走り回るというのもおもしろい。

 よくやるよね~この気の遠くなるような、超アナログな作業を。いっさいの躊躇なく、全国大都市圏で、一斉にやっちゃうとこがGoogleだねっ。

 んで、まだ制作途中なのに、正式公開(得意のβ版?!)しちゃうとこもがGoogleらしいところで。 なんやかんやと話題をかっさらいながら、最終的な完成系を目指して、ひたすら360度写真を撮影して作り続けていくと。
 まったく見事なアイデア・手法・戦略・戦術です。


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