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貨幣経済と金融支配体制を考える<4> [Essey]

 前回の「貨幣経済と金融支配体制を考える<3>」の続きです。

5.世界戦争による荒稼ぎ

(1)ロスチャイルドの「両方の国から搾り取る」戦略
 ロスチャイルドを中心とする国際金融権力は、第一次世界大戦でも、第二次世界大戦でも、戦争当事国の両方に莫大な戦費を貸し付け、その貸し付けた戦費で、自分たちの会社から石油、武器、兵器を買わせ、莫大な利益を上げるという方式を取り続けます。

 例えば、ヒトラーの支援では、ロスチャイルドから意向を受けた、ロックフェラー傘下のスタンダードオイル社が石油を提供し、アメリカのプレスコット・ブッシュ(ブッシュ元大統領の祖父)が戦費を提供しました。

 国際金融権力の意向を汲んだ政治家が、戦争当事国である両国に配され、戦争に必要な「資金と武器」などの莫大な「戦費」が貸し付けられます。

 このように、近代以降に起きた世界中の戦争はすべて、ロスチャイルドを中心とする国際金融権力によって、用意周到に立案され、意図的に起こされてきたと考えられます。

(2)アメリカの参戦計画
 真珠湾攻撃当時の米大統領ルーズベルトは、不景気だったアメリカをニューディール政策で持ち直すことができず、経済不況を打開するには戦争しかないと考えていました。

 それまで、戦争に反対だったアメリカ国民を戦争に駆り立てるため、日本からの先制攻撃がどうしても必要でした。

 日本側の真珠湾攻撃の首謀者にさせられる山本五十六・連合艦隊司令長官は、以前ハーバード大学に留学し、駐米武官などの滞米経験もあり、大の親米派でした。

 戦前の山本五十六は、近衛首相に「初めの半年や1年の間は暴れられても、2年、3年となれば、まったく確信は持てないので、できれば日米開戦は回避してほしい。」と伝えていました。

 ところが急に、軍の上層部全員が反対する中、強引に真珠湾攻撃を決行し、先制攻撃をしながら、決定打を打たずに退却という不審な行動を取ります。

 このような豹変ぶりは、大の親米派として、アメリカの意向に従ったと考えるのが自然です。

(3)原子爆弾の開発
 原子爆弾の開発には、ロスチャイルドとロックフェラーが、20兆円とも言われる莫大な資金を提供していました。

 原子爆弾の原料であるウランは、戦前からロスチャイルド系所有のアフリカのウラン鉱山から採掘され、そのほかのウラン鉱山も「国際金融権力」が独占しています。

 原子爆弾の脅威を全世界に圧倒的な力として見せつけ、まだ自分たちの支配化にない国々も完全な支配下に置くために、原爆・水爆を投下させ、戦争が終結となりました。

(4)原子力エネルギーの平和利用という喧伝
 石油に続いて、ロスチャイルド・ロックフェラーの独壇場である原子力エネルギーも、「二酸化炭素を出さないクリーン・エネルギー」として、世界中に推進されていきます。

 被爆国である日本までが、原子力発電所を作らされ、莫大な国費(税金)が「国際金融権力」に支払われ続けるしくみが作られます。


 続きは、Part5へ。


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コメント 2

さんちゃん

一般的という野暮な前置きをしますが、、

一般的な見地からすると管理者さんの論調は極論或いは都市伝説的なものとして捉えるべきでしょうか。

一般常識の範疇で語られているかどうかの判別も付かぬこの博学な私をお許し下さい、ご教示頂きたく思いましす。
by さんちゃん (2018-11-25 23:34) 

Virai

労力と時間の無駄
by Virai (2022-02-05 07:28) 

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