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「人が集まる」ことで「事業が成功すること」を考えてみる [Marketing]

 「人が集まる」には、その理由がありますね。

 「人が集まる」のは、そこに「価値」を見い出すからです。(「価値のない」ところには、人はわざわざ集まりません。)

 「価値」というのは、人によって異なりますので、「どんな価値観を持ったの人を集めたいのか」ということもありますし、「人を集める方法は一通りではない」ということにもなります。

 人が集まる「価値とは何か」を考える時、実際に「人が集まっている」ものを参考にすれば、「どんな価値に対して、どんな人が集まっているのか」を知ることができます。

 そのため自分は、あらゆる「人気がある」ものに対して、必ずそれぞれの「価値」を確かめるようにしています。(TV番組でも、映画でも、音楽でも、本でも、アートでも、イベントでも、...etc.)

 その中から、自分自身が集めたい人々にとっての「価値」はどんなもので、それに対して「何を自分が提供できるのか」ということだと思います。

 提供できる「価値」が1つであった時、その1つの「価値」に反応する人が集まります。(「役に立つ」とか、「便利」だとか、「ラクができる」とか、「楽しい」とか、「所有したい」とか、「何かを実感したい」とか、「自分が何かに貢献したい」とか、「人々と共感し合いたい」とか、「おもしろければなんでもいい」とか(笑))

 そのサービスで提供する「価値」が増えていけばいくほど、多くの人がそれぞれの「価値」に反応するようになるので、より多くの人が集まることになります。

 例えば「ディズニーリゾート」には、とんでもない人数が、安定的に集まり続けます。この人たちは、そこにどんな「価値」を見い出しているのでしょう。どうして集まってくるのでしょう。しかも相当な対価を払ってまで。

 「ディズニーリゾート」に見い出す「価値」も、人それぞれ、異なるはずです。

 「非日常性」なのか、「楽しい雰囲気」なのか、「仲間と楽しく過ごしたい」なのか、「女性的な(キャラクターを含めた、ディズニーならではの)かわいらしさ」なのか、「きれいな建物、造形」なのか、「アトラクション(乗り物)」なのか、「イベント(△△パレード)」なのか、「ホスピタリティ」なのか...etc.

 ディズニーのように、人によってそれぞれ異なる、多種多様な「価値」を提供することで、それぞれに反応する、多種多様な人々を集め、その「価値の深さ」によって、より多くのリピーターを生み出す、ということになります。

 薄い「価値」ですと、1度味わって終わり(1回で十分)になってしまいますので、さらに再投資して、さらなる(新たな)「深い価値を提供し続ける」ことが、事業の長期的な成功につながります。

 「自分は、どんなタイプの人たちに対して、どんな「価値」を提供できるのか」を考えていけば、おのずと「自分が提供できる「価値」、提供可能な範囲・種類」などが、見えてくるのではないかと思います。
タグ:集客 価値 共感
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